韓国のサムスン電子が31日発表した2018年10-12月期(第4四半期)決算は31%の減益となった。個人消費の世界的な減少が響いた。同社はさえない業績について、「好ましくない事業環境やマクロ経済要因」によるものだと述べた。営業利益はモバイル部門で38%減、半導体部門で29%減少した。サムスンの決算は、世界のハイテク業界の健全性を示す指標として注目されている。同社は決算リリースで、ここ数カ月大幅に低下しているメモリーチップ価格は今年4-6月期に回復し始める見通しだと述べた。スマートフォン、データサーバー、ノートパソコンの需要が上向く可能性を示している。同社の業績が振るわないのは、中国の経済成長鈍化や長引く米中貿易摩擦が影響している。前日にはを発表していた。またやも最近の業績が予想を下回ったとしている。
サムスン減収減益、モバイル部門は38%営業減益
有料会員限定
あなたにおすすめ