米国とイスラエルは、イランのミサイル備蓄や発射装置に打撃を与え、戦争開始時に大規模な一斉攻撃を行った同国の能力を低下させたと主張している。これに対してイランは依然として中東全域へと紛争を拡大して反撃を続けている。6日間で少なくとも11カ国を攻撃し、世界経済に衝撃を与えることで、米政府に攻撃を終えるよう圧力をかけている。米国防総省は5日、イランが発射した弾道ミサイルが軍事作戦初日から90%減少したと発表。ドローン(無人機)を使った攻撃は、作戦開始当初から83%減少したと明らかにした。米国とイスラエルはイランのミサイル兵器を無力化することが、同国の反撃能力を壊滅させるカギを握るとみている。だがイランには依然として他の報復手段があり、その中でも生産コストが低いドローンは最も重要な兵器となっている。イランはペルシャ湾を挟んだ中東の近隣国に数百機のドローンを発射して恐怖をあおり、市場を混乱させ、世界経済にとって極めて重要な地域からの石油や物資の輸送を妨害している。