筆者は昨年65インチの4Kテレビを買ったばかりだ。極めて美しい画質、黒色が深く、ダイナミックで真に迫った色彩に目を奪われる。ネットフリックスやアマゾン・ドット・コムの「プライムビデオ」、アップルの「iTunes(アイチューンズ)」が提供する超高解像度(UHD)の4K作品のラインアップを、筆者もついに全て視聴できるようになった。  筆者は友人に自然ドキュメンタリー「プラネット・アースII」を超高解像度で視聴する楽しみを熱く語り、悦に入っていた。すると彼女の顔に奇妙な笑みが浮かんだ。「だけど今は8Kテレビもあるよね?」と友人は口を挟んだ。