• 前回の危機とは異なり、膨張した社債市場に問題がある  スティーブ・ローミック氏は数年ごとに、クライアントへの書簡で株式市場に迫り来る危険を警告してきたが、サブプライムローン問題は2005年に、銀行や投資銀行の過剰なレバレッジは2006年に警告を発したという具合で、いつもタイミングは早過ぎた。だが、警告は現実化した。最近同氏は、国債や社債について警告している。同氏が他の2人と共に運用するFPAクレセント・ファンド(FPACX)は通常は資産の50~70%を株式で運用している。