米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、かつてドル箱だった商品トレーディング事業を縮小する計画だ。  複数の関係者によると、ゴールドマンは数カ月にわたる事業点検の結果、利用する資本が多い割には利益が少なすぎるとして、同事業の縮小を予定している。鉄鉱石や白金の現物取引などを縮小し、貯蔵・輸送費用を削減したい考え。  関係者の話では、経営陣は今月開く取締役会でコモディティー事業縮小など一連の見直し案を提示する予定だ。  ゴールドマンの広報担当者は、まだ事業点検は継続中で最終判断は下されていないと述べた。 。