また、一つのことを長時間続けているとその部分の脳が疲れてきます。その疲れをとる意味でも、合間にまったく別のことをしたりします。たとえば趣味である軍用機の模型についての情報を集めたり、漫画を読んだり、ときには数学の問題を少し解いたりします。脳のまったく別の部分が働くので気分転換になり、リフレッシュできる。そしてまた元の作業に移るということを意識的に行っています。

 作家としての私がつくられたのは、多分に偶然や運が重なったのですが、そのチャンスを逃さず、作家としてこれまで活動できているのは、外務省における公務の経験、読書体験、読書の技術があったからです。

 もちろん、この読み方がそのまま読者の方に当てはまるかはわかりません。あくまで参考にするにとどめて、自分なりの読み方と表現を確立するヒントにしてください。