なぜ、運転手は道順を尋ねてくるのか
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なぜ、運転手は道順を尋ねてくるのか

 タクシーに乗車した時に、あるモヤモヤによく出くわす。それは目的地までの道順を詳細に聞いてくる運転手が多いということだ。たとえば、こんな感じである。

「246から山手通りに入って、○○の交差点を右折し、○○の角から裏道に入るルートでよろしいでしょうか? それとも……」

 こう尋ねられるたびに、筆者はどう反応していいのかわからず困惑してしまうのだ。そもそも筆者は運転免許を持っていないため、道がよくわからない(運転免許の提示を公共機関や銀行などに求められ、持っていないと驚かれるのにもモヤモヤするが、それはまたの機会に)。それに、今はカーナビゲーションという便利な道具があるではないか。

 もちろん、カーナビでは示されない便利なルートもあるだろう。しかし、そうした「どの道を使って目的地に向かうか」という判断も含め、プロであるタクシー運転手に任せたいと思って、筆者は料金を支払っているつもりだ。目的地の近くに着き、知っているエリアに入れば「その角を曲がったあたりで止めていただければ」くらいのことは言うかもしれないが、あとは運転手さんの判断に任せたい、というのが本音である。