社内研修では差がつかない
「自己投資」の重要性
皆さんこんにちは、澤です。
今、私はこの原稿を羽田空港のラウンジで書いています。これからシリコンバレーへ旅立つところです。シリコンバレーでは、とあるトレーニングプログラムに個人として参加する予定でいます。
このプログラムは、「Women’s Startup Lab」という女性起業家向けのプログラムから派生したもの。今回初めて開催される男性向けのプログラムに、参加することになりました。他の参加者と合宿形式で共同生活をすることになります。
正直、私は合宿生活や集団行動が大の苦手なので、今回のプログラムへの参加はかなりのチャレンジです。しかし、それでも時間とお金を費やす価値があると思ったからこそ、休みを取得して参加を決めました。
これはまさに「自己投資」です。その間は、仕事などは停滞しますし、行っている間は他の価値を生み出す活動は制約されます。しかし、終わった後の自分の価値が向上する可能性が高いからこそ、自己投資に踏み切れたわけです。
投資は、プラスリターンを考えて行うのが基本です。もちろん、株などは勝率を100%にするのはなかなか難しいものですが、自己投資に関して言えば、自分のマインドセット次第で確実にプラスにすることが可能です。
今回は、トレーニングプログラムというかなり分かりやすい投資を行うことにしました。トレーニングだけなら、私の所属企業にもたくさんのプログラムが用意されていますし、オンラインでもたくさんの教育プログラムを履修することができます。その数やバリエーションは、他の企業を圧倒する数ではないかと思います。
もちろん、私はそれを生かして学びを深めることもしますが、それは全社員が受けられるものであり、受けるだけでは差別化になりません。また、会社の中で活躍することを主眼に作られているものなので、より自分個人を成長させたいのであれば、個別の自己投資も大事だと思っています。このトレーニングプログラムに参加することを決めたのも、そんな思考が働いたからです。