米国では今年1月、資金の借り手企業が厳しい状況に置かれた時期が数週間あった。12月の株価急落から一転し、事態は上向き初めていたものの、投資不適格級企業向けの市場の一部に問題が生じていた。 そこに救世主として現れたのが、日本の農林中央金庫(農林中金)だ。 創立95年の農林中金は農協や漁業協同組合などから66兆円を超える預金を集め、推定7000億ドル(77兆3500億円)の世界のローン担保証券(CLO)市場で大きなシェアを占めている。
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米国では今年1月、資金の借り手企業が厳しい状況に置かれた時期が数週間あった。12月の株価急落から一転し、事態は上向き初めていたものの、投資不適格級企業向けの市場の一部に問題が生じていた。 そこに救世主として現れたのが、日本の農林中央金庫(農林中金)だ。 創立95年の農林中金は農協や漁業協同組合などから66兆円を超える預金を集め、推定7000億ドル(77兆3500億円)の世界のローン担保証券(CLO)市場で大きなシェアを占めている。
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