【ワシントン】ドナルド・トランプ米政権の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン被告と複数のホワイトハウス関係者は、法的・倫理的規定に抵触する可能性を繰り返し指摘されたにもかかわらず、トランプ大統領の就任初期にサウジアラビアで多くの原子力発電所を建設する野心的な計画を押し進めていた。下院監視・政府改革委員会が19日公表した調査報告書で明らかになった。  報告書は、フリン被告と国家安全保障会議(NSC)スタッフだったデレク・ハーベイ氏が、中東関連事業を推進する民間企業を設立した退役将軍や退役大将からなるグループと密接に協力していたと指摘している。