お金の使い方で家族会議
子どもも協力してくれ家計は改善

 その後Mさんは、家族3人で進路やお金の使い方について話し合う場を設けました。その際、家計の現状や仕事のことを包み隠さず正直に伝えました。その結果、子どもたちはスーパーに買い物に行ってくれたり、料理を作ってくれたりと協力してくれ、家計もいい方向へ向かったといいます。

 こうした子どもたちの協力と、Mさん自身の努力で家計は黒字化、貯蓄も少しずつできるようになりました。

 離婚は仕方がないことかもしれませんが、生活費を始めとするお金の流れの変化をきちんと把握しながら暮らしていかないと、収入があっても将来的な見通しがたちません。

 確かに家事や育児などをやってこなかった男性は抱える負担は大きく、仕事に支障を来す人も少なくありません。ですから、決して無理をせず、子どもや周囲の理解と協力を得ていくことも大切です。そうしなければ本人だけでなく、子どもたちの将来さえ台無しにしかねないからです。

(家計再生コンサルタント 横山光昭)