オーストラリア軍は米ボーイング社と提携し、ほぼ戦闘機並みの規模を持つドローン戦闘機「ロイヤル・ウイングマン(忠実な僚機)」を共同開発する。ロシアや中国も新型のステルス戦闘機や無人戦闘機を拡充しており、世界的な軍拡競争が加速しそうだ。  ボーイングによると、ロイヤル・ウイングマンの航続距離は最大2000海里(約ニューヨーク〜ベネズエラ間に相当)で、電子戦や監視の任務を遂行する。豪当局者はこの無人機で、米ロッキード・マーチン社の最新鋭ステルス戦闘機「F35」などの軍用機を護衛させる構想を描く。