“人生100年時代”と言われながらも、定年前後を迎えた人たちを取り巻く環境は、いまだ整っているとは言い難いだろう。特に、いまのシニア世代は、早期退職、定年延長、再雇用、再就職など過去になかった「定年前後」の難しい選択に直面し、戸惑っている人も多いという。そこで、10万部を突破した『定年前後の「やってはいけない」』の著者・郡山史郎氏が、3000人の再就職をサポートしてわかった“定年後うまくいっている人の習慣”を紹介する。今回は、郡山氏の新刊『定年前後「これだけ」やればいい』(青春出版社)から、人生の後半戦に入るにあたって身につけておくべき習慣を抜粋して紹介する。
65歳以上でも156万人が「会社」で働いている!
昨年10月、第19回未来投資会議にて、安倍首相が「生涯現役社会の実現に向け、意欲ある高齢者に働く場を準備するため、65歳以上への継続雇用年齢の引上げに向けた検討を開始する」と述べた。