定年後も活躍できる人とは?
定年後も活躍できる人とは? Photo:PIXTA

定年後もバリバリ第一線で
活躍する人が増加中

 定年の延長や廃止が話題になるなど、シニア人材の活用に注目が集まるようになっています。一昔前ならもう50代に入ると「もうすぐ引退する人」というイメージがありましたが、現在は50代や60代でも現場の第一線でバリバリ活躍する人が増えています。

 しかしいまだに50~60代で働く人としてイメージされるのは、CMなどメディアでの取り上げられ方を見ていてもそうなのですが、清掃やドライバー、ビルの管理人といった現業系が多く、非常に違和感を覚えることがあります。

 現業系が悪いということではなく、これまで培ったキャリアを生かし、周囲から請われて第一線で働いている人がこれだけいるのに、その世界からなぜ「引退」し別の世界で働く姿を思い描かれてしまうのか。もしかすると、定年後は現業系の仕事しかないと誤解されているのかもしれません。

 一方、誰もが60代になってもそのままバリバリ第一線で働けるわけではないのも確かです。その違いはどこにあるかといえば、それまで真剣に仕事と向き合って蓄積してきたものを自分の付加価値としてタイトルをつけ、パッケージにして提供できるかどうか。こういう人は周囲が放っておきません。

 そのとき、組織に属さなくても自分の付加価値を売れる人は独立起業すればよいですし、組織の中にいたほうがパフォーマンスを発揮できる人は会社に勤務すればいいのです。