北朝鮮は廃棄を約束していたミサイル施設を運用可能な状態に再建したもようだ。最新の衛星画像を用いた独立機関の分析で明らかになった。ドナルド・トランプ米大統領は6日、北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射場を復旧させているとの報告内容が真実であれば「大いに失望」すると述べた。ただ、北朝鮮が施設を復旧しているか断定するのは時期尚早との見解も示した。一方、北朝鮮の核問題などを分析するウェブサイト「38ノース」は7日、ミサイル発射台の再建工事が急速に進み、ミサイルを発射台に搭載するための構造物が完成した様子が新たな衛星画像に映し出されたと発表した。ロケットエンジンの実験台も建設が進んでいる。