契約者数で米国首位のベライゾン・コミュニケーションズは、次世代移動通信システム「5G」サービスをスマートフォン1台当たり月額利用料に10ドル上乗せして提供する。米通信大手で5Gの料金を公表したのは同社が初めて。5Gサービスを利用できるのはデータ無制限プランの契約者のみで、対応した端末を持っている必要がある。また5G回線の提供範囲は、最初に導入される都市でさえも限定される。ベライゾンの広報担当者によると、4月11日からイリノイ州シカゴとミネソタ州ミネアポリスの一部地域で5Gサービスの提供を開始する。2都市の顧客は最初の90日間はサービスを無料で利用できる。5G対応の端末については、同社は当初モトローラの「Moto(モト)Z3」のみを販売し、クリップ装着式のモデムで5Gに対応させる。また韓国のサムスン電子は5G対応の機種を4月に発売することを明らかにしている。
米ベライゾン、5Gを月額10ドル上乗せで提供へ
4月11日から米一部都市でサービス開始
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