米ファストフード大手マクドナルドは、イスラエルのデジタル関連新興企業ダイナミック・イールドの買収に向けた交渉が合意に近づいている。オンラインマーケティングや店内での注文システムを強化する狙い。事情に詳しい関係者が明らかにした。関係者によると、買収額は3億ドル(約330億円)余りで、25日に発表される見通し。実現すれば、マクドナルドにとっては数年ぶりの買収で、20年ぶりの規模となる。同社は競争が激化する業界で優位に立つため、新たな技術を積極的に取り入れる構えとみられる。ダイナミック・イールドは、小売業者向けに、大量の顧客データを用いて消費者ごとにアレンジしたデジタル広告を提供している。同社のウェブサイトによると、顧客企業にはスウェーデンの家具大手イケアや米ファストファッション大手フォーエバー21などがある。
マクドナルド、イスラエルのデジタル企業買収で合意間近=関係筋
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