――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米決算シーズンは投資家が恐れるようなホラー映画のようにはならないだろうが、予告編は話が別だ。  1-3月期(第1四半期)が終わり、間もなく各社の業績が発表が始まる。だが、今回はあまり好調ではなかったようだ。調査会社リフィニティブのアナリスト調査によると、S&P500種構成企業の1株利益(EPS)は前年同期比2%減が見込まれている。実際に減益になれば、2016年4-6月期以来のことだ。  低調な業績の背景にはいくつかの要因がある。