米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)はマッケンジー夫人との離婚後、2人が持つアマゾン株の75%を引き続き保有し、夫人が保有する25%についても議決権をベゾス氏がすべて保有することになった。マッケンジー夫人が4日、ツイッターで明らかにした。米証券取引委員会(SEC)に提出されたアマゾンの資料によると、夫人は離婚成立後、アマゾンの発行済み株式総数の約4%を保有することになる。足元の株価に基づく資産価値は350億ドル(約3900億円)超で、夫人は世界有数の女性富豪となる。SECへの提出資料によると、夫妻は4日に離婚を申請した。3カ月以内に手続きが完了する予定だという。マッケンジー夫人はさらに、ワシントン・ポスト紙と宇宙ベンチャー、ブルーオリジンの持ち株もベゾス氏に譲渡したと述べ、「私自身の計画に胸が弾んでいる。過去には感謝の気持ちを持ち、今後を楽しみにしている」と付け加えた。
ベゾス氏、離婚後も夫人保有アマゾン株の議決権を維持
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