アレクサアマゾンの人工知能(AI)アシスタント「アレクサ」に医療関連の新機能が加わった
Photo:STEPHANIE AARONSON/THE WALL STREET JOURNAL; ISTOCK

 米アマゾン・ドット・コムは、人工知能(AI)アシスタント「アレクサ」を日常的な医療にも組み込むべく、処方箋の管理や個人の医療情報の送信を可能にした。

 アマゾンによると、アレクサは連邦法に基づく医療プライバシー要件を満たすソフトウエアを使用し、慎重な扱いを要する個人の医療情報を転送できるようになった。連邦法の手続きに従ってアレクサ向け新機能を開発したと話すのは米医療保険大手シグナ、糖尿病管理テクノロジー開発の米リボンゴ・ヘルス、米大手医療システム運営会社など5社。新機能を使用して外来診察の予約や医薬品の出荷日の追跡、医療保険給付の確認、血糖値の測定などができる。

 こうした動きはデジタル医療サービスの開発業者にとって、音声操作の活用拡大に道を開くことになる。スマートスピーカーは2014年の発売以来、急速に普及している。米調査会社エディソン・リサーチと米公共ラジオNPRが2018年に実施した全米調査によると、成人の5人に1人が少なくとも1台はスマートスピーカーを所有していると回答した。