マイク・ポンペオ米国務長官は11日から南米諸国を歴訪する。ドナルド・トランプ大統領が求めるベネズエラの政権移行への支持を訴える。コロンビアではベネズエラとの国境の街も視察する見込み。  ポンペオ長官は、チリのサンティアゴ、パラグアイのアスンシオン、ペルーのリマを訪れた後、ベネズエラから脱出した数千人の最初の目的地となったコロンビアのククタを訪問する予定。同盟国との二国間関係を強調し、ベネズエラ問題を浮き彫りにする狙いがある。  ある国務省高官は9日、記者団に対し、ポンペオ長官の南米歴訪は米国の「西半球への深い関与を改めて確認するものだ」と指摘。