韓国政府は、トランプ大統領は韓国の仲介に期待を示したと解釈するであろう。しかし、真意は違う。

「まず北朝鮮に非核化を説得しろ。北朝鮮が非核化に本腰で取り組む姿勢を見せることが先決だ」

 これがトランプ大統領の真意だ。つまり、まず米国ではなく北朝鮮に先に接触するべきだということだろう。

米国議会、専門家の間でも
文大統領の「仲介」に不信感

 米韓首脳会談が行われている時、「韓国が北朝鮮の立場を代弁することや米朝非核化交渉の仲介者になる」ことについて否定的な声が共和党、民主党を問わず、米国議会で北朝鮮を扱う議員から相次いで寄せられた。韓国は、「米国の同盟者であり、仲介者ではなく交渉のパートナーとしての役割を果たすべき」というものである。

 さらに朝鮮半島問題の専門家は、韓国が仲介者の役割を果たそうとしていることや、制裁の一部解除を主張していることは米韓関係に亀裂を与えかねないと指摘している(朝鮮日報記事)。

 こうしたワシントンの空気は、仮に米国政府が米朝首脳会談を続ける意思があっても、北朝鮮への制裁緩和を先に進めることを強く押さえつけるものである。

韓国よ、日韓関係をこれ以上悪化させ、
日米韓の連携を妨害するな

 韓国は本来、日米韓で協力し、北朝鮮との交渉にあたるパートナーのはずである。