米国で麻しん(はしか)が流行している問題で、先週も新たな症例が報告された。公衆衛生当局や専門家からは、はしかはこれまで考えられていたより有害な可能性があると指摘する。米疾病対策センター(CDC)の15日の報告によると、4月11日の時点で、年初来のはしか症例数は20州で555件と、前週より90件増えた。2019年は、00年のはしか根絶宣言以降で感染者数の最多記録を塗りかえる可能性がある。00年以降の最多は14年の667件だ。米国でのはしかの流行は予防接種率の低い層が中心。海外への旅行者が持ち帰ったウィルスに感染して発症する例が多い。今年はニューヨーク市のユダヤ教正統派の間での感染拡大が総数を押し上げている。ニューヨーク市保健当局は12日、市内のはしか症例が285件で、1万1000人余りがウイルスにさらされたと報告した。
米国ではしか感染拡大 長期的影響に警戒感
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