では、なぜあなたは“先送り”をしてしまうのか。チャート図で診断した脳のタイプ別に原因を見ていきましょう。

気がのらないことをつい後回しにする「めんどくさ脳」

「仕事のトラブルの解決を図らないといけないのに、ついつい目の前の仕事に追われてズルズルと遅れてしまった…」などと、気がのらないことをつい後回しにしてしまうのは、一番多くの方が陥っている問題です。なぜなら、それは「めんどさ脳」が蔓延する社会的背景があるからです。

 本来、脳には、手に入れられないものを努力して手に入れたり、壁にぶつかってもそれを乗り越えたりすると、A10神経が刺激を受けてドーパミンというホルモンが分泌されます。そのときドーパミンは「やった!」という快感を脳に与えるので、私たちはこの快感を得ようと、その行動をとり続けようとするのです。

 ところが現代のIT社会ではスマホやPCの普及により、自分が努力してA10神経を働かさずとも、それで得られる以上の快感が受動的に得られてしまいます。こうして自分の意思で能動的に物事に取り組むことに不慣れな脳のクセが身に染み付いてしまい、すぐ「めんどくさい」と感じて先送りするわけです。