フランスのパリ中心部にあるノートルダム大聖堂が火災で一部損壊したことを受けて、世界各地から再建に向けて巨額の寄付金が集まる見通しだ。フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンのベルナール・アルノー会長は、アルノー家と会社が2億ユーロ(約250億円)を寄付すると明らかにした。また「グッチ」や「イヴ・サンローラン(YSL)」などを傘下に擁する同業ケリングのフランソワ・アンリ・ピノー会長は、家族が1億ユーロを寄付すると表明した。仏石油大手トタルは1億ユーロを寄付する予定。米国では、プライベートエクイティ(PE)界の大御所、ヘンリー・クラビス氏とその妻マリージョゼ・クラビスさんが1000万ドルの提供を申し出た。フランスの情報技術(IT)サービス大手キャップジェミニは16日、100万ユーロの拠出を約束した。
ノートルダム大聖堂、再建へ寄付が殺到
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