【モスクワ】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が2週間以内に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談する見通しとなった。  米国との関係が冷え込む中で北朝鮮がロシアに急接近する姿勢が明らかになっている。  ロシアは18日、正恩氏がプーチン大統領の招きで「4月後半にロシアを訪問する」と発表した。北朝鮮は前日に新型の戦術誘導兵器の発射実験を実施しており、米国に対する強硬姿勢を示唆したとみられている。  正恩氏とドナルド・トランプ米大統領は2月にベトナムのハノイで首脳会談を行ったが、双方ともに不満を残す形となった。