渋滞Photo:PIXTA

今年のゴールデンウィークは超大型連休。10日間の休暇ということで、旅行やドライブなどに出かける人も多いだろう。そんなときに「間違いな選択」をしてしまうと、イライラしたり、時間を損をしたり、せっかくの休暇が台なしになることも。そこで今回は、ホームライフ取材班がまとめた『日本人の9割がやっている 間違いな選択』(青春出版社)から、この休暇中に知っておくと役に立つ、車のお出かけ時の「正しい選択」について抜粋して紹介する。

「右車線(追い越し車線)」を走るとより渋滞にハマる?

 ゴールデンウィークやお盆、年末年始などに必ず発生するのが、高速道路の渋滞。こうした嫌な渋滞につかまった場合、どの車線を走ると速く進むのだろうか。

 2車線区間の場合、左側が走行車線で、右側が追い越し車線。通常、追い越し車線のほうが車のスピードが速いので、渋滞のときもこの右車線を走る人が多いだろう。しかし、そうすると残念ながら、より渋滞から抜け出せなくなってしまうのだ。

 道路がだんだん混雑し、車のスピードが遅くなってくると、左車線を走っているが車線変更し、右車線にどんどん入っていく。その結果、右車線の渋滞のほうがひどくなるので、左車線をキープし続けたほうが、意外にも目的地には早く着くのだ。3車線の場合も、理屈は同じ。一番左側の車線を選ぶようにしてみるとよいだろう。