カーシェア
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 個人間カーシェアリングを手掛ける米ゲットアラウンドは、同業の仏Drivy(ドライビー)を3億ドル(約335億円)で買収したと明らかにした。ゲットアラウンドにはソフトバンクグループも出資している。

 ゲットアラウンドとドライビーは、個人間のカーシェアを可能にするモバイルアプリを提供している。ドライビーは欧州で人気が高く、170都市で事業を展開。調査会社ピッチブック・データによると、2010年の創業時からこれまでに、キャセイ・イノベーションやNGPキャピタルのほかインデックス・ベンチャーズなどの欧州の投資家から約6000万ドルを調達した。

 ゲットアラウンドの広報担当者、ジョーン・ウィッカム氏によると、ゲットアラウンドの利用者は1時間単位や1日単位で車を借りることができ、保険とロードサービスも付けられる。両社いずれのサービスでも、利用者は車の所有者に会わずに車を受け取ることが可能だという。

 ゲットアラウンドは米国の140都市で事業を手掛ける。ピッチブックによると、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が主導した18年のシリーズDの資金調達ラウンドでは、評価額が8億5000万ドルとなった。メンロー・ベンチャーズやGVなども出資している。ウィッカム氏によると、09年の創業以来、調達した資金は4億ドルに上る。

 ドライビーの創業者兼最高経営責任者(CEO)のポーリン・ディメンソン氏は、ゲットアラウンドの欧州部門CEOに就く。

(The Wall Street Journal/Marc Vartabedian)