米国のジョー・バイデン元副大統領(76)は25日、2020年の米大統領選に出馬すると表明した。まず、予備選で民主党候補の指名獲得に挑む。バイデン氏はソーシャルメディアのアカウントに3分半の動画を掲載し、出馬する考えを表明した。バイデン氏が初めて大統領選に名乗りを上げたのは1987年6月。それから32年近くが経過した今、ホワイトハウスを目指して3度目の選挙戦に乗り出す。動画では、2017年にバージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と反対派が衝突した事件へのドナルド・トランプ大統領の対応に言及した。この事件では抗議運動の参加者が死亡した。バイデン氏は「トランプ氏にホワイトハウスを8年任せれば、この国の性格と私たちのあり方が永遠に、根本から変えられてしまう。それを傍観していることはできない」と語った。
バイデン氏、米大統領選への出馬表明 3度目の挑戦
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