米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムが25日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、利益が4四半期連続の過去最高を記録する一方、売上高は約4年ぶりの低い伸びとなった。同社は投資拡大を見据えてコストを抑制している。  1-3月期の純利益は35億6000万ドルと、前年同期の2倍余りに拡大した。1株利益は7.09ドルと、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の4.70ドルを大幅に上回った。  ただ、国外の販売の弱さを一因に、売上高は4四半期連続で伸びが鈍化。1-3月期は17%増の597億ドルにとどまった。前年同期は43%の増収となっていた。