米コロラド州デンバー近郊の学校で7日昼に発生した銃撃事件で、犯行に関わったとみられる2人の生徒のうち1人は未成年の少女だった。警察当局が8日に会見で明らかにした。事件では1人が死亡し8人が負傷。もう1人のデボン・エリクソン容疑者(18)は8日に出廷する予定。ダグラス郡のトニー・スパーロック保安官によれば、負傷した生徒8人のうち3人は集中治療を受けているが、ほかの5人は退院した。またダグラス郡の検視官は死亡したのがケンドリック・レイ・カスティーヨさんだったと明らかにした。銃撃事件が起きた学校は幼稚園児から高校生まで1800人が通う一貫校。警察は容疑者らが使用した拳銃の入手先などを調査している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した学校での銃撃事件に関する分析によれば、同様の犯行に女が関わっているのは異例。捜査当局は犯行の動機や標的とされていた人物がいたかなども詳しく調べているという。
コロラドの学校乱射事件、容疑者1人は未成年の少女=警察当局
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