大腸がん「発見時期」で分かれる明暗、ステージ1なら5年生存率90%超
大腸がんの一種である直腸がんと診断された場合、直腸の周りには、排尿・排便機能や、性機能(勃起・射精)に関わる自律神経が集まっているため、術後、後遺症が出る可能性もあるようです Photo:PIXTA

2人に1人ががんになるといわれる現代。がんの中で男女を合わせると日本で最も患者数が多いのが大腸がんです。雜賀智也(著)・高橋慶一(監修)の書籍『大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン』から、早期の直腸がんの後遺症のリスクについてお伝えします。

 みなさんは、大腸の内視鏡検査を受けたことがありますか?

「恥ずかしいから受けたくない」「すごく痛いっていう話を聞いた」「下剤をいっぱい飲むのは大変そう」「時間がかかる検診は面倒くさい」「変なものが見つかると怖いから受けない」

 わかります、わかります。私自身がそうでした。大腸の検査なんてまっぴら御免だと思っていたのです。それに、大腸がんって見つかっても命に関わるイメージがありませんよね。

 実際、5年生存率はステージIで91.6%、ステージIIで84.8%。大腸がんは、早期発見すれば非常に治療成績のよいがんなのです。