トランプ米政権はホワイトハウスの元法律顧問ドン・マクガーン氏に対し、21日に予定されている議会証言を要請する召喚状を拒否するよう指示した。ロバート・モラー特別検察官が指揮したロシア疑惑捜査を巡り、トランプ氏が捜査に圧力を掛け打ち切りを試みたことを重要証人が証言するのを阻止するためで、ホワイトハウスと議会民主党の対立は一段と激化するとみられる。事情に詳しい関係者によると、質問がほぼトランプ氏とのやりとりに集中し、証言内容は最高レベルの大統領特権に関わる可能性があるため、マクガーン氏は21日の議会証言に出席しないよう指示された。マクガーン氏は政権の指示に従うとみられる。
トランプ政権、元法律顧問に議会証言拒否を指示
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