米アマゾン・ドット・コムの人工知能(AI)音声アシスタント機能「Alexa(アレクサ)」を世界中のさまざまな言語で稼働させるには、同社の技術者が「地域のエクスペリエンス」を心に留めておく必要がある。アレクサ・エクスペリエンスと音声アシスタント内蔵スピーカー「エコー」の担当副社長トニー・リード氏が20日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のイベント「フューチャー・オブ・エブリシング・フェスティバル」で語った。同氏によると、アレクサの顧客は世界で1億人を超えている。開発担当者は人々の話し方の違いを理解する必要がある。オーストラリアの英語は、インド、米国、英国の英語とは異なる。また開発者は、アレクサがコマンドを誤解しないよう、ユーザーのアクセントにも留意しなければならない。
アマゾンのアレクサ、世界で利用目指し「地域」重視
AI音声アシスタントは豪印米英の英語の違いを理解する必要がある
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