フェイスブックがワクチンに関する誤情報への対応を表明してから10週間がたったが、そうした誤情報はまだフェイスブック上に広く残っている。デマの積極的な取り締まりは、一筋縄ではいかないようだ。  フェイスブックは今週時点で、著名な反ワクチン団体の有料広告をまだ掲載している。ワクチンが子供に害を与える証拠を悪徳医師が隠してきたとほのめかす広告だ。フェイスブックとインスタグラムのどちらも、同様の情報を閲覧したユーザーに反ワクチン関連のコンテンツをさらに薦めている。インスタグラムが推奨するワクチン関連のアカウント上位3つはいずれも、ワクチンが有害だという疑わしい主張を展開している。