もしも「通り魔事件」に遭遇したら、助かるためにできることとは?写真はイメージです Photo:PIXTA

5月28日、川崎市でスクールバスを待つ小学生ら20人が殺傷される通り魔事件が発生しました。助かるためにできることがあるとすれば、何ができるのでしょうか。リスク対策.comのコラムニスト、サニー・カミヤ氏が解説します。

 今回、事件に遭われた被害者の方々のご冥福を心からお祈りすると共に、ご家族や関係者の方々に心からお見舞いを申し上げます。治療中の被害者の方々、また、居合わせた児童や被災児童の友達の心の傷が深まらないよう、周囲の配慮を心から願います。

 2019年5月28日午前7時45分頃、神奈川県川崎市多摩区の小田急線・JR登戸駅付近路上でスクールバスを待っていた小学生ら20人が柳刃包丁のような刃渡り30センチほどの包丁で刺されるなどして、いずれも東京都内に住む小学6年生の女児(11)と、外務省職員の男性(39)が死亡した。またほかの18人も重軽傷を負った。