もちろん、できるかできないかはケース・バイ・ケースであり、また、必ず助かるといった前提ではないが、もし、助かるために何かできたとしたら、どのタイミングで何をどうできただろうか? という視点で書き出してみた。

 1. 早く危険を察知したり不審を感じた人が、「早く逃げろ!」など、大声を出して、注意喚起する。

 2. 犯人が向かってきたら、重たい荷物を素早く捨てて、周囲に知らせながら逃げる。

 3.逃げる際に身を軽くするため、逃げながらランドセルや荷物をその場に捨てて車道ではない方向へ逃げる。ワンタッチで脱着できるランドセルがあってもいいと思う。

 4.もし自分の子どもが襲われるような状況で、ラクビーや格闘技の経験がある親などの場合、犯人の真後ろにアプローチできるようであれば、犯人の両足下部に後ろからタックルして前側に倒し、そのままズボンのすそを持って、動かないように押さえ込む。犯人が倒れたときに手をつこうとして武器を離す可能性もある。また、押さえ込んでいる人以外が、包丁を持っている指を踏むか、包丁の取っ手を蹴って、武器を手放させた後に犯人の背中を押さえ込む。犯人の武器を使って、犯人を殺してしまうと過剰防衛の可能性もあるため注意。

 5.自分の背部がコンクリートの壁など、追い詰められた状態で、真正面から両手に柳刃包丁を持った男が襲ってきたら、犯人は利き手をメインにして振りかざすのと両手を同時に振りかざす可能性は低いと思われる。その時に持っているもの(かばんやランドセル)で自分の首や心臓部、内蔵部を守りながら、逃げられる方向に回り込み、逃げるしかないと思う。

 6.バス停やバス内の子どもが届く位置にパニックボタン(非常警報装置)とライブ通報型防犯カメラを設置。ボタンを押した瞬間、警察や消防にGPS情報が伝わり、指令を受けた警察や消防はライブ映像カメラレンズで映る範囲ではあるが状況を確認し、必要装備を出動車内で準備、または着装して現場に向かう。