あえて2次会は用意せず
余韻を感じさせ次につなげる

 宴会がお開きに近付くと、2次会が話題に上るもの。デキる幹事を目指すならば、やはり事前に2軒目のセッティングもしておくべきか。

「2軒目の備えがあるのはいいことですが、基本的には全員帰宅する流れを作る方がベターですね。帰りたい人が帰りやすい雰囲気を作るという意味合いももちろんですが、少し物足りないくらいで切り上げ余韻を残すことで、『また会いたいな』という気持ちを刺激できるからです」

 このテクニックはビジネスではもちろん、恋愛でも使えそうだ。もしも全員で2次会に行くという流れになったときも、時間を区切るなどして、終電が早い人や、明朝が早い人のために気を配れるといいだろう。

 では、2次会に行きたい人の気持ちは、どのように汲めばいいか。

「おすすめなのは、『自分はもう少し飲んでいこうと思うけど、付き合ってくれる人はいますか?』と、良い意味で下手に出て誘うやり方です。こうすると、本当に2次会に行きたい人だけが手を挙げやすい空気になり、解散時にグダグダすることがなくなります」

 2次会への移行も、1次会の冒頭と同じく、スムーズに行わなければ場のテンションが落ちてしまう。

「せっかく盛り上がった雰囲気が白けてしまうと、これまでの努力も意味を成さなくなってしまいます。ですので初めから、1軒目の近くに、誘いやすい店を見つけておくといいですよ」

 ここまで心配りが行き届いた振る舞いができれば、酒席を通して、あなたの株が急上昇すること間違いなしだ。ビジネスパートナーとお酒を酌み交わす際には、これらの手法をぜひ取り入れてほしい。