われわれは心拍数から映画の好みまで多くのデータを引き渡している。こうした情報をサービスの向上や業務の効率化、収入源に利用しているのは、もはやIT(情報技術)企業だけではない。一方で、消費者や規制当局の間ではプライバシーへの影響について心配する声もある。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が先月主催した次世代の革新について話し合う「フューチャー・オブ・エブリシング・フェスティバル」で、顧客データの収集、解釈、活用について企業経営者が率直に語った。