ビジネスチャットツールを手掛ける米スラック・テクノロジーズは10日、2020年度通期(2020年1月まで)の売上高が最大50%増加するとの見通しを示した。同社は今月、新規株式公開(IPO)を実施する予定だ。スラックは先月提出した届出書で、6月20日かその前後に、ニューヨーク証券取引所(NYSE)にクラスA株を上場し、ティッカーシンボルを「WORK」とする計画を明らかにした。4月には、米証券取引委員会(SEC)へのIPO申請書類を公開していた。スラックは2020年度の売上高が5億9000万〜6億ドル、調整後1株損益は0.41〜0.44ドルの赤字になるとの予想を示した。19年度(今年1月31日まで)の売上高は4億ドルだった。
スラック、20年通期は最大50%の増収見込む
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