米サイバーセキュリティー企業のフィニット・ステートがまとめた新たな調査によると、中国の華為技術(ファーウェイ)の情報通信機器は他社のものと比較し、ハッカーに悪用される問題を抱えている可能性がはるかに高いとみられる。米政府高官らは調査内容が信頼に足るものとみられるとしている。調査は500種類以上の企業向けネットワーク機器を対象にしたもので、そこにエンコード(暗号化)された約1万のファームウエア・イメージを調べたところ、半分以上は少なくとも1つの脆弱(ぜいじゃく)性を抱えていた。ファームウエアはコンピューター内の機器を制御するために使用される。調査結果は新たなリポートにまとめられ、数週間前から米英政府の複数機関や議員などに提出されている。
ファーウェイ機器、他社製よりハッキングに脆弱な可能性
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