リバウンド
40代以降のダイエット、失敗のポイントとは? Photo:PIXTA

 もうすぐ夏本番。洋服は自然と薄手のものになり、望まなくても露出が増える季節です。20代、30代の頃は、海に行く1週間前からダイエットすればそれなりに着こなせた水着も、40代、50代になるとそうはいきません。頑張って体重を落としたのに、お腹はぽっこり水着にのっかったまま…なんてこと、ありませんか?

 今回は、40代、50代の方から聞くことが多いダイエットの“あるある”失敗談を通して、40代からのダイエットでつまずかないためのポイントを一緒に学んでいきたいと思います。

【ケース1】数字にこだわりすぎて
極端に食事制限をしてしまう

 40代以降のダイエットでは、「今朝は200g落ちていた」などと、日々のわずかな体重の動きに敏感になりすぎてしまうケースがよくあります。結果を可視化したい、ということもあると思います。しかし、数字の変動を気にするあまり、極端な食べ方をしていませんか?以下に思い当たる節がある方は要注意です。

・朝、いつもよりも体重が増えていたから朝ごはんを抜いた
・昨日は体重が増えていたから昼食後は何も食べず、夜はゼリー飲料のみにした
・会食で食べ(飲み)すぎたから、翌朝何も食べずに運動をした
・体重が気になるときは、サラダやサンドイッチのような軽食で済ます
・体重が元の数値に戻るまで、水分中心の生活を送った

 40代、50代になると、「若い頃と比べて、食事を我慢するのが苦ではなくなってきた」とおっしゃる方も少なくありません。そのため、体重の増加が気になると食事を極端に制限して、なんとか数値を戻そうとしてしまうのでしょう。しかし、超短期間で減量しようとすると、食事自体の量を落としてしまいがちです。結果的に、栄養バランスがおろそかになってしまうので、おすすめできません。

 暴飲暴食とは無縁な生活を送る栄養士の私ですら、500gくらいの変動はしょっちゅうあります。体調や日中の忙しさによっては、特に何をしたわけではなくても1kg近く体重に動きがあるときも。1日での体重の変動は身について「太った」わけではなく、純粋に「増えた」「減った」の世界です。もちろん、そうした増加を気にせず放置し続けたり、健康診断以外に体重計にほとんど乗らなかったりするのはまずいですが、昨日今日の500gくらいの増減は誤差の範囲だと大きく構えましょう。