いつも利用している満員の通勤電車の後続列車がガラガラだと分かっていたら、家を出るのを15分遅らせるだろうか。この答えを出す手助けをしてくれるのが、グーグルマップに27日に導入された新機能だ。世界200カ所以上の都市について交通機関の混み具合を予測してくれる。対象となるのは、ロサンゼルスやニューヨークをはじめ4分の1が米国の都市。グーグルによると、数日中に全ユーザーのスマートフォンにこの機能が表示される。新機能では、グーグルマップで目的地を検索すると、お薦めルートに加え、バスや電車、道路、フェリーの混雑具合の予想も表示してくれる。このプロジェクトを指揮するグーグルのプロダクトマネジャー、テイラ・ハサバラ氏によると、グーグルマップの利用者が移動に関する決定を下す際、検索で最も関心が高かった情報の1つが混雑度だった。