米フロリダ州マイアミで27日、2020年米大統領選に向けた民主党候補による2日目の討論会が行われた。ジョー・バイデン前副大統領に対して若手候補者から世代交代を求める声が上がったほか、医療保険など社会主義的な政策について激論が交わされた。  エリック・スウォルウェル下院議員(カリフォルニア州、38)は、支持率トップで3回目の大統領選出馬となるバイデン氏に対し、新たな世代が民主党を率いることができるように「バトンを渡す」よう要求。これに対しバイデン氏は、「まだ私はバトンを持っている。この点ははっきりさせたい」と一蹴した。  討論会序盤ではバイデン氏の中道姿勢が浮き彫りになった。