ドナルド・トランプ米大統領は、イランが抗議デモを暴力的な手段で弾圧しようとした場合は介入する構えを示した。イラン政府は景気悪化への国民の不満を封じ込めようとする中、さらなる圧力をかけられた形だ。イランでは1週間近くにわたり抗議デモが繰り広げられ、デモ隊と警察の衝突で数人の死者が出ている。トランプ大統領は「イランが銃撃し、平和的に抗議している人々を暴力的に殺害した場合、米国は救助に行く」とソーシャルメディアに投稿。「我々は臨戦態勢にあり、出発する用意ができている」と述べた。ただ、米国がどのような行動を取るかは不明だ。米国は過去にもイランが情勢不安に陥った際、人権侵害を理由に同国関係者に制裁を科してきた。トランプ大統領はパレスチナ自治区ガザなどでの和平努力を推進する一方、昨年夏にはイランの核施設を爆撃するなど、より強硬な外交政策をとっている。