ワーナーが「フレンズ」独占配信へ 動画競争が激化
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 米メディア大手ワーナーメディアは9日、新しい動画ストリーミングサービス「HBO Max(マックス)」の詳細を発表した。往年の人気コメディードラマ「フレンズ」を独占配信するほか、ニコール・キッドマンやリース・ウィザースプーンらハリウッドスターがプロデュースする作品を含め、十数本のオリジナル番組を提供していくことを明らかにした。

 この新サービスは来春に開始される予定で、当初の計画よりも数カ月遅れとなる。ワーナーメディアの親会社である米通信大手AT&Tは、このサービスについて昨年10月に初めて明らかにした際、2019年後半に開始すると述べていた。HBOマックスは競合ひしめく市場に参入し、ネットフリックスやアマゾン・ドット・コムの「プライム・ビデオ」に加え、ウォルト・ディズニー、米ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャスト傘下のNBCユニバーサル、アップルなどが新たに開始する動画ストリーミングサービスと視聴者を奪い合うことになる。

 新プラットフォームを支えるのは、既に独自のストリーミングサービス「HBO Now(ナウ)」を運営し、800万人以上の会員を抱える米放送局HBO。HBOマックスの料金はまだ決定していないが、事情に詳しい関係者によると、HBOナウの料金14.99ドル(約1600円)よりも少し高く設定されるもようだ。

 この料金はネットフリックス(12.99ドル)や11月に開始されるディズニーの新ストリーミングサービス「ディズニー・プラス」(6.99ドル)よりも高い。ディズニー・プラスはオリジナル作品のほか、「スター・ウォーズ」シリーズやマーベル作品など昔からの人気コンテンツも扱う予定だ。