マリオット系列の
ウェスティンも登場!

 2022年と少し先だが、みなとみらいにもようやくマリオット系ホテルが登場する。マリオット・インターナショナルは、ザ・リッツカールトンやシェラトン、ウェスティンなどを運営する世界最大のホテルチェーン。公式サイトによると7月末時点で、世界131以上の国と地域に30ブランド、7000軒以上のホテル/リゾートを展開している。

 実は横浜駅にはインターナショナルブランドの高級ホテルが1軒しかない。それが横浜駅西口にある横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズだが、このホテルが開業したのは1998年で20年以上も前だ。よってウェスティンは横浜方面で2軒目のマリオット系ホテルとなる。

 場所はみなとみらい大通りを挟んでランドマークタワーの斜め向かい。現在建設中の大型アリーナ施設「ぴあアリーナMM」(2020年春頃オープン予定)の横となる。総客室数は373室で、ゆくゆくは長期滞在型の別ブランドホテルが200室程度で建設される予定。もちろんレストランやフィットネスジム、バンケットなども作られるので、ビジネスやレジャー、インバウンドなど幅広い客層を取り込めそうだ。

 ウェスティンのライバルとなるのは、既存の横浜ロイヤルパークホテルや横浜ベイホテル東急、ヨコハマグランド インターコンチネンタルホテルだろう。少し離れているとはいえ、オークウッドやハイアットも狙いたい客層はかぶるはずだ。

 みなとみらいに続々と高級ホテルが登場すると、人々の交流が促進され、都市の発展にプラスに作用するだろう。しかし、客船ターミナルビルに入るインターコンチネンタルは船の乗客、パシフィコ横浜に隣接するカハラはMICE(注)というような明確なターゲットの柱がないと、需要を食い合うことになりかねない。宿泊客の獲得競争が激化する前に、既存ホテルともども独自性のある施設やサービスを訴求し、ホテルのオリジナルティーをより明確にしていく必要がありそうだ。

注:MICE:Meeting(会議)、Incentive tour(招待旅行)、Convention またはConference(大会)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語。