ドナルド・トランプ米大統領は21日、「スクワッド」と呼ばれている急進派民主党議員4人に対する批判を続けた。トランプ氏は先週、いずれもマイノリティーの民主党下院議員であるイルハン・オマル(ミネソタ州)、アレクサンドリア・オカシオコルテス(ニューヨーク州)、アヤナ・プレスリー(マサチューセッツ州)、そしてラシダ・トレイブ(ミシガン州)の各氏について国に「帰る」べきだと述べたうえで、反米的だと指摘。21日にはツイッターに、4人が「われわれの国を愛することができる」とは思えないと投稿した。トランプ氏の側近らはテレビ出演し、これらが差別発言だとする民主党の主張を否定。トランプ氏の再選陣営のシニアアドバイザー、メルセデス・シュラップ氏は、「トランプ大統領とは2年にわたり仕事をしているが、彼は人種差別主義者ではない」と米ABCの「ジス・ウィーク」で述べた。