例えば土日に買い出しをして、月~金までで順々に使い切っていく。週末に冷蔵庫がスカスカになってきたら、また買い出しに行く…といったように、それぞれの家庭の生活スタイルにあわせて、「入れたら出す」の法則をつくるといい。

 つまり、冷蔵庫の中を循環させるのだ。

入れるのも
使い切るのも幸せ

 ある新聞の投書で、年配の女性が「夫婦で買い物に行き、野菜は1週間に1回しか買わないと決めている」と書いていた。

 買ってきたら「入れる」。そして、残りの6日間で順番に「出す」。彼女は、買ってきて詰めるのも満足感があるし、逆に少しずつ使い切っていくのも幸せだという趣旨を書いていた。

 このご夫婦の穏やかで幸せに暮らしている様子が、投書から伝わってきた。

デンマークやスウェーデンに見る
幸せな夫婦たち

『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得! 』マガジンハウス (刊)、井出留美(著)、160ページ。『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』マガジンハウス (刊)、井出留美(著)、160ページ。

 筆者は、これを書いている今、オランダ・デンマーク・スウェーデンの取材に来ている。

 公園や道を歩いていて気づくのは、男性と子どもの組み合わせの多さだ。

 もちろん、夫婦2人の組み合わせや、夫婦と子どもの組み合わせも多い。暮らしを共にし、生きている感じが伝わってくる。

「食事?うちのヤツ(妻)に全部まかせっきりだよ」という男性は多いかもしれない。

 でも、食にかかわることで、夫婦のけんかも減り、笑顔が増えるかもしれない。