• ライバル店の閉店を追い風に• ライバル店の閉店を追い風に米国では小売り店舗の閉店ラッシュが続いているが、逆境の中で好調を示すプレーヤーもいる。小売り大手のターゲット(TGT)もそうした数少ない勝者の一つだ。小売り各社が既に発表している分だけで、全米で今年、合計7000店以上の店舗が閉店になる。これは昨年通年の数字を既に上回り、年間で過去に例がない閉店ペースとなっている。しかし、ターゲットの1851カ所の実店舗はアマゾン・ドット・コム(AMZN)やその他のeコマース勢からの圧力にも持ちこたえ、さらにライバル企業の実店舗再編を追い風としている。